衝撃を与えてしまい、カチカチ音がするようになった
復旧結果 98 %
TeraStation
- 初期診断
- 4hour
- 復旧時間
- 4day
- 使用機器
- TS-H6.0TGL/R5
- 障害メディア
- WesternDigital 3.5 SATA 1.5TB WD15EARS x 4台
- OS
- Linux
- ファイルシステム
- XFS
障害状況
事務室の整理中にミスで椅子との衝突をしました。
その時から赤ランプが入り、接続をすることができなくなりました。
診断結果
起動中の物理的な衝撃でHDD 4台中、1番と2番HDDのヘッドが損傷しました。
エンジニアコメント
駆動中のHDD内部では、磁気ヘッドがプラッタの上を極めて微細な間隔を維持しながら読書きを行っています。駆動中には僅かな衝撃でもHDDが止まってしまったり、ヘッドクラッシュしてしまうこともあります。
可能な限り安全な場所を選択して保管するのことお勧めします。
衝撃が加わり、複数のHDDに物理障害が発生している状態でした。
状態の良い2番HDDのヘッド交換を行い、ディスクイメージの取得に成功。2,3,4番HDDからレイド情報を分析し再構築作業を行いました。
98%のデータが復旧出来ました。
長時間使用するHDDは、熱、ほこり、湿気、衝撃などにさらされない場所に設置するようにしましょう。 可能なら風通しをよくし、本体が揺れないように固定するとなお良いでしょう。