ネットワーク上では見れるが、アクセスできなくなっていた
復旧結果 99 %
LANDISK
- 初期診断
- 2hour
- 復旧時間
- 3day
- 使用機器
- HDL2-A2.0
- 障害メディア
- SEAGATE 3.5 SATA 1TB ST3100528AS x 2台
- OS
- Linux
- ファイルシステム
- XFS
障害状況
自動的にファームウェアアップデートがかかっていた。
終了したようだったため確認してみると、ネットワークからアクセスすることができなくなりました。
診断結果
ファームウェアの更新エラーで、RAID構造が崩壊した状態です。
エンジニアコメント
Seagate HDDでよく見られる障害です。代表的な症状は「モーターは正常に回転するものの認識ができない」、「モデル名が認識されるが容量が間違って表示される」、「正しく認識されるがアクセスできない」などがあります。
確認したところ、ファームウェアアップデートが正常に完了できず、異常が起きてしまった状態でした。
ファームウェア修復作業を行い、認識させることに成功。ディスクイメージを抽出し、無事にデータを復旧することが出来ました。
ファームウェアアップデートは途中でエラーが起きるとデータの損傷、又はHDDの動作不良が発生する可能性があります。 定期的なバックアップとともに、可能ならドライブのファームウェアをアップグレードする前に別の安全なメディアにデータをバックアップしましょう。