エンジニアコメント

物理障害は衝撃などはもちろん、経年劣化によっても発生します。
サーバー等、連続稼働時間の長い機器はHDDの消耗が早い傾向にあります。

1番HDDは磁気ヘッド交換後、イメージを取得。2番HDDは不良セクター部分を除いた部分のイメージを取得。
イメージディスクからRAIDを再構築し、ほぼ全てのデータを復旧することが出来ました。

物理障害が起きたHDDはディスク面に傷がつくおそれがあるため、駆動させることは非常に危険です。また、リビルド中に他のHDDが故障してしまうことがあるので、リビルドも避けた方が良いです。
誤操作や誤作動によるリビルドの危険もあるので、故障したRAID機器はなるべく電源を入れないようにしましょう。