徐々に動作が遅くなり、遂にアクセスできなくなった
復旧結果 100 %
LinkStation
- 初期診断
- 30min
- 復旧時間
- 3day
- 使用機器
- BUFFALO LinkStation
- 障害メディア
- SAMSUNG 3.5 SATA HD103SJ 1TB x 2台
- OS
- Linux
- ファイルシステム
- XFS
障害状況
一週間前からデータにアクセスする時間が遅くなり始めた、急にフォルダとファイルにアクセスできないようになった。
診断結果
1台に不良セクタが発生し、データへのアクセスが不可能な状態です。
エンジニアコメント
NASとは、Webサーバ機能を内蔵した外付けHDDです。
複雑なLinuxのインストールや設定せずに低コストで簡単にサーバーを運営することができる、いわば「小さなサーバー」です。
本物のサーバーと比較すると、それぞれの長所と短所がありますが、大量のアクセスが起こらない小規模の環境では、費用に比べて運用の利便性と性能が優れているとすることができます。
持ち込まれた段階で、1台に不良セクターが発生しており、保存データの容量も1TBを超えていたため、作業に時間がかかる状態でした。
日々の業務に使用している、バックアップのない重要なデータとのことでイメージディスク作成後、磁気データの修正を緻密に行い、100%データ復旧出来ました。
バッファロー製NASの場合、他の会社のNAS製品と異なり、レイドの構成が特殊で復旧の難易度が高く、高い復旧率を出せない企業が多いです。 そのため、復旧業者の選定において慎重しなければならず、一般データ復旧業者よりはNASの復旧専門の業者に任せることをお勧めします。