EMモードになって、アクセスできない!
復旧結果 100 %
TeraStation
- 初期診断
- 4hour
- 復旧時間
- 3day
- 使用機器
- TS5600D1206
- 障害メディア
- Seagate 3.5 SATA 2TB ST2000DM001 x 5台
- OS
- Linux
- ファイルシステム
- XFS
障害状況
職員らのデータバックアップ用に使用されていたのですが、ある日HD 1、2 E15という赤色ランプが表示され、接続ができない状態になった。新しいHDDに交換後に起動してみたが、接続不可状態だった。
診断結果
1番HDD:不良セクター、2番HDD:ヘッド損傷、レイド崩壊、リビルド
エンジニアコメント
RAID 6は最小ドライブ3つ以上の構成となり、パリティの情報を各ディスクに二重に保存します。長所は読みだし速度の向上とHDDの2台まで故障してもデータを保持できる冗長性の高さです。短所としては、パリティを二度分散して保存するので、書きこみ速度は低下します。
新たなHDDに差し換え、リビルドを開始したところで物理障害が発生したため、アクセス出来なくなっていました。ディスクイメージを取り出し、レイド再構築作業を行いました。100%のデータが復旧できました。
RAIDは使用目的によってレベルを選択しましょう。 家庭で使用をするなら、RAID 1を推奨するとともに、業務用に使用をするなら、RAID 5もしくは6を推奨いたします。 本当に重要なデータならRAID 6で構築することを 推薦します。