大事なデータを守るためにデータトラブルの防止策
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データトラブルを防ぐために
データトラブルは予告無しで突然起こります。それは誰にとっても同じです。
いざトラブルが起きてからでは可能な対応策は限られますが、事前の準備をしっかり行なっていれば重大な問題は回避できます。
データ損失の原因
データ消失・損失する原因として最も多いのはパソコンのOS(オペレーティングシステム)とデータを1つのパーティションに保存していたために、パソコンが壊れたときにハードディスク内のすべてのデータが影響を受けるケースです。
しかしパーティションを分割して使用していた場合、万一トラブルが発生してもそれがCドライブにインストールされているOSやアプリケーションに起因するものであれば、Dドライブのデータはそのまま継続して使うことができます。
ハードディスクはその構造上、最も頻繁に使われているデータ領域に損害が起こる事が多く、起動毎に読み出されるOSのシステム領域に問題が発生する可能性は非常に高いです。また同時に問題はそのシステム領域だけで中のユーザーデータは無傷ということも少なくありません。
つまりハードディスク内に障害が発生した場合は、OSの領域の損傷さえ修復できれば良いと考えられます。
そこでOS等のシステムと作成したデータ用にハードディスクを分割して使用すれば、OSがクラッシュしてもより安全にデータを復元することができるようになります。
最適な場所にパソコンを設置して、データトラブルを減らす
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熱源から離れた、換気がいい所に
パソコン内部の構成部品はたくさんの熱を発しています。また、ハードディスクもディスクの回転によって多くの熱を放出します。
しかしハードディスクは熱に弱く、継続して高温にさらされることでデータトラブルが起こるケースが少なくありません。 この熱からパソコンのトラブルを防ぐためには、換気がいいところに置く必要があります。また、熱を下げるためのクーラーなどの増設も必要です。 -
振動が少ない所、振動が吸収できる場所を確保
パソコンを倒した、机の上から転落させたなど人の不注意で物理的に破損してしまうこともよくあります。この場合も事前に予防が可能なので、よく考えておかないといけません。
人の動きが激しい所、震動がある所などには置かない方がよいでしょう。地震対策も考える必要があります。
定期的なバックアップを習慣化する
データ消失・損失は予告なしでやってきます。いつも定期的にバックアップを取り、バックアップ後には正常にバックアップが取れたのかを確認します。
バックアップ媒体としては一般的にCDやDVD、USBメモリ、ハードディスクなどがありますが、残念ながらどのバックアップメディアも確実に安全なものはありません。2重、3重のバックアップが必要になります。
データ消失防止のためのバックアップメディア
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外付けハードディスク
外付けハードディスクを使い定期的にバックアップをすることが最も一般的な方法です。大容量のデータを保存でき、万が一パソコンが壊れたりしても簡単にデータを取り戻すことができます。
また外付けハードディスクはバックアップソフトと連動して自動的にバックアップを取ってくれるものもあり、OSやアプリケーションをそのまま保存することもできるため幅広く使われています。
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RAID(レイド)システム
RAIDとは、複数のハードディスクを1台のハードディスクとして管理し、構造上故障が多いハードディスクの問題点を補うために作られた技術です。 ハードディスクの容量を増やす目的もありますが、より速く、より安全に使うためにレイドシステムが数多く開発されています。
RAIDは、データを複数のハードディスクに分散することにより、1台のハードディスクでデータがクラッシュしても全損のリスクを軽減することができます。
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CD-ROM / DVD-ROM
CDやDVDでバックアップを行った場合は、データが正常に書き込みされているかどうかを必ずご確認ください。
バックアップされたCD、DVDのデータをハードディスクに再びコピーをしてみて問題なく記録されていることを確認します。作成されたCD、DVDの記録面を見ると、データが記録されている部分と記録されていない部分では色に明らかな違いがありますが、色が変わっていても読み出しができない場合もありますので必ずファイルが開けるかどうか確認する必要があります。
バックアップ完了後も直射日光を避けるなど保存場所が重要です。CD、DVDを焼いたままにせず、定期的に読みだすなどバックアップがしっかりとあるかを確認する習慣をつけましょう。
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USBメモリー
小さく携帯に便利な利点から、データバックアップ用としても多く使われています。しかし、書き込み可能な回数に制限があるので頻繁に更新が必要なデータの保存用には適してない点に注意が必要です。
理論上では数千回単位の再書き込みが可能ですが、ファームウェアが入っている最初の部分が多く使われるなどデータの書き込み場所が偏ることがあり、そこに故障が発生する可能性があります。
ランダムアクセス方式でこの問題をある程度は解決できるようにはなりましたが、制御チップの故障や静電気でデータが飛んでしまうなどのエラーが多く発生しています。
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