日立サーバーデータ復旧サービス
株式会社日立製作所のサーバー製品は、信頼性が厳しく要求されるメインフレームで培ったノウハウや品質基準のもと、先進の生産設備と熟練技術者の手によって開発・製造されており、HA8000シリーズ、BladeSymphonyシリーズなど多岐にわたる製品が存在しています。
しかし、ハードディスクの劣化や電源・基盤の劣化などが原因でサーバーが故障すると、会社全体の業務がストップしまう程のトラブルに発展する場合もございます。
データ復旧研究センターでは、これまでに企業で利用されている多数の日立サーバーを復旧させた実績をもっており、古い日立サーバーから、最新の日立サーバーに至るまで様々なモデルに幅広く対応しています。
サーバー復旧専門チームが復旧を担当しておりますので、ハードディスクの物理障害処理は業界最高水準を維持しております。また、様々な環境で構成されている多様なサーバの復旧作業対応が求められている場合でも、迅速・安全な復旧サービスを実施しています。
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日本最大級の復旧対応能力!!
復旧作業において、ハードディスクの物理障害処理は業界最高水準を維持しております。また、様々な環境で構成されているNECサーバーの復旧作業を無事に完了させた実績を持っています。
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専門のエンジニアがあらゆるRAID構成に対応!
複数台のハードディスクを用いて擬似的に1台のディスクを構成するRAIDのデータ復旧に対応。
RAID0、RAID1、RAID5、RAID6やその組み合わせ(RAID1+0など)を始めとしたあらゆるレベルのRAID復旧に対応しています。
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最高技術の復旧サービス!
データ復旧研究センターは、積極的な技術の導入と設備投資を行うとともに、豊富な復旧経験を持つエンジニアによって、論理障害から重度の物理障害まで業界屈指のデータ復旧サービスをご提供いたします。
対応モデル
データ復旧研究センターでは、古い日立サーバーから、最新の日立サーバーに至るまで様々なモデルのサーバー復旧経験を持っております。主な対応可能モデルは、以下の表をご参照ください。
- 総合サービス
プラットフォーム
BladeSymphony -
BS2000標準ブレードサーバ
- BS2000 GVxE55A1シリーズ
- BS2000 GVxE55A2シリーズ
BS2000高性能ブレードサーバ
- BS2000 GVxE57A1シリーズ
- BS2000 GVAE57E1
BS1000Xeonサーバブレード
- BS1000 GVxA51A2シリーズ
- BS1000 GVxA51B2シリーズ
- BS1000 GVxA51A3シリーズ
BS1000IPFサーバブレード
- BS1000GVxA6xA2シリーズ
- BS1000 GVxA7xA2シリーズ
BS320 X86サーバブレード
- BS320 GGxC51Axシリーズ
- BS320 GGxC51R5シリーズ
- 日立アドバンスドサーバ
HA8000シリーズ -
タワー型モデル
- 日立 HA8000 TS20
- 日立 HA8000 TS10
- 日立 HA8000 TS10-h
- 日立 HA8000 SS10
ラック型モデル
- 日立 HA8000 RS440
- 日立 HA8000 RS210
- 日立 HA8000 RS210-h
- 日立 HA8000 RS220
- 日立 HA8000 RS220-h
- 日立 HA8000 RS220-s
- 日立 HA8000 RS110
ネットワークストレージサーバ
- 日立 HA8000/NS10s
- 日立 HA8000/NS10
- 日立 HA8000/NS110
- 日立 HA8000/NS220
- 日立 HA8000/NS220-s
- エンタープライズサーバ
EP8000 -
エントリーモデル
- 日立 EP8000 740
- 日立 EP8000 720
ミッドレンジモデル
- 日立 EP8000 770
- 日立 EP8000 750
ハイエンドモデル
- 日立 EP8000 795
- 日立 EP8000 780
上記以外のモデルにも対応しております。
お手元のメディアが対応しているかご不安な時はお気軽にお問合せください。
日立サーバー故障時のチェックポイント
- HDDが故障した場合、すぐにHDDを交換するのではなく RAIDコントローラの製品取扱説明書をよく確認してから手順とおり作業を行ってください。
- リビルドは、故障状態を把握した上で、慎重に行ってください。
- Reset、Erase、Reconfigurationなど構成情報の修正は、データ損失の危険性がありますので行わないでください。
- RAIDコントローラをむやみに交換しないでください。コントローラの設定情報を読み込んでからローディングするコントローラが多いので、情報をバックアップしてからリストアしなくてはいけません。
OSが起動できない
復旧結果 100 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 2時間
- 復旧時間
- 3日
- 障害メディア
- 日立HA8500/310 300GB×4 RAID5
- OS/システム
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
OSが起動できない
診断結果
RAID構成情報損傷、ハードディスク1, 3番不良
フリーズ後、OSが起動しなくなった
復旧結果 95 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 4時間
- 復旧時間
- 5日
- 使用機器
- 日立 Server
- 障害メディア
- HA8000/SS10
- OS/システム
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
サーバーがフリーズしていることに気づき強制終了後再起動したが、OSが起動しなくなっていた。
診断結果
1番、3番HDD:磁気ヘッド故障、レイド崩壊
エンジニアコメント
診断の結果、1番と3番のハードディスクから、不良セクタが確認されました。全てのハードディスクからディスクイメージの取得を行い、2番と4番からは100%、1番と3番からは90%のディスクイメージを取得しました。その後RAIDの再構築を行い、ほとんどのデータを復旧することが出来ました。
障害が起きた機器は極力電源を入れないようにしましょう。予期せぬ誤動作によってデータが破壊されたり、障害が悪化する可能性があります。RAID・サーバーのデータ復元には非常に専門的な知識と高度な技術、経験が要求されます。RAID・サーバーのトラブルの際は、データ復旧テクニカルセンターにご相談ください。
アクセスしていたファイルが消えた
復旧結果 95 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 4時間
- 復旧時間
- 5日
- 使用機器
- 日立 Server
- 障害メディア
- HA8000 TS10OS
- OS/システム
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
作業中に突然シャットダウンし、ファイルが消えた。
診断結果
ファイルシステム損傷
エンジニアコメント
突然電源が落ち、アクセスしていたファイルが消えてしまいました。全てのハードディスクからイメージを取りデータ領域を再構成し復旧しました。アクセス中だったデータファイルの一部は損傷を受けていましたが、必要なデータは復旧され、お客様に満足して頂ける結果となりました。
データが消えてしまったり、誤って削除してしまった場合は速やかに機器の使用を停止してください。新たなデータが消えたデータの上に書き込まれ、復旧できなくなってしまう可能性があります。復旧ソフトを障害機器にインストールする行為も上書きの恐れがありますので、絶対にやめましょう。
エンジニアコメント
レイドで構成された4台のハードディスクのうち、2台からエラーが発生し、これが原因でレイド構成が完全に破壊されました。特に3番のディスクの場合は、ヘッドが不良の状態で、1番のディスクの場合は深刻な不良セクタが発生していました。 3番ハードディスクは物理的な復旧作業、1番ハードディスクは不良セクタ処理を実施した後、クローンを作成し復旧を行いました。全てのデータを復旧することが出来、お客様に満足して頂ける結果となりました。