富士通サーバーデータ復旧サービス
サーバー開発においては1974年に世界で初めてプロセッサに全面的にLSIを採用し、現在でも世界最新のプロセッサを開発し続けているトップブランドのひとつです。「PRIMERGYシリーズ」をはじめ、性能だけでなく扱いやすさやランニングコストの面でも優秀なのが特徴です。
しかし、ハードディスクの劣化や電源・基盤の劣化などが原因でサーバーが故障すると、会社全体の業務がストップしまう程のトラブルに発展する場合もございます。
データ復旧研究センターでは官公庁や教育機関、IT関連企業などの富士通サーバーを復旧させた実績があり、古い富士通サーバーから、最新の富士通サーバーに至るまで様々なモデルに幅広く対応しています。
サーバー復旧専門チームが復旧を担当しておりますので、OSレベルのデータ損傷からRAIDコントローラ損傷はもちろん、ハードディスクの物理障害にも完全自社内対応し、安全かつ迅速な復旧サービスをご提供しております。
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最新モデル含む全モデル対応!
データ復旧研究センターでは、すでに生産終了になった機種から新機種に至るまで様々なモデルの富士通サーバー復旧経験を持っております。お持ちのサーバーがご不明な場合は、対応可能かお答えする事ができますので、まずは当社までお問い合わせください。
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業界最高水準のサーバー復旧専門チーム!
ハードディスクの物理障害処理は業界最高水準を維持しております。また、様々な環境で構成されている多様なサーバーの復旧作業対応が求められている場合でも、迅速・安全な復旧サービスを実施しています。
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万全のセキュリティ対策!
お客様が安心してご依頼頂けるよう情報セキュリティを徹底。高品質のISMSの構築を実現。情報セキュリティに関する国際標準規格であるISO27001認証を取得しています。厳重なセキュリティシステムを構築し、お客様の大切なデータを管理しています。
対応モデル
データ復旧研究センターでは、古い富士通サーバーから、最新の富士通サーバーに至るまで様々なモデルのサーバー復旧経験を持っております。主な対応可能モデルは、以下の表をご参照ください。
- PRIMERGYシリーズ
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ラック型
- RX600 S6
- RX500 S7
- RX350 S8
- RX300 S8
- Rw300 S7
- RX200 S8
- RX200 S7
- RX100 S8
タワー型
- TX300 S8
- TX200 S7
- TX150 S8
- TX140 S2
- TX120 S3
- TX100 S3
- MX130 S2
ブレードサーバー
- BX900
- BX400
マルチノードサーバー
- CX400
- UNIXサーバー
(SPARCシリーズ) -
SPARC M10シリーズ
- M10–1
- M10–4
- M10–4S
SPARC Enterpriseシリーズ
- SPARC Enterprise M3000
- SPARC Enterprise M4000
- SPARC Enterprise M5000
- SPARC Enterprise M8000
- SPARC Enterprise M9000
- SPARC T4–1
- SPARC T4–2
- SPARC T4–4
- SPARC T3–1
- SPARC T3–2
- SPARC T3–4
- SPARC Enterprise T1000
- SPARC Enterprise T2000
- SPARC Enterprise T5120
- SPARC Enterprise T5220
- SPARC Enterprise T5140
- SPARC Enterprise T5240
- SPARC Enterprise T5440
- 基幹IAサーバー
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PRIMEQUESTシリーズ
- 1400 S2 Lite
- 1400 S2
- 1400 E2
- 1800 E2
- 1400 L2
- 1800 L2
上記以外のモデルにも対応しております。
お手元のメディアが対応しているかご不安な時はお気軽にお問合せください。
富士通サーバー故障時のチェックポイント
- HDDが故障した場合、すぐにHDDを交換するのではなく RAIDコントローラの製品取扱説明書をよく確認してから手順とおり作業を行ってください。
- リビルドは、故障状態を把握した上で、慎重に行ってください。
- Reset、Erase、Reconfigurationなど構成情報の修正は、データ損失の危険性がありますので行わないでください。
- RAIDコントローラをむやみに交換しないでください。コントローラの設定情報を読み込んでからローディングするコントローラが多いので、情報をバックアップしてからリストアしなくてはいけません。
アクセスできなくなった
復旧結果 96 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 4時間
- 復旧時間
- 2日
- 使用機器
- 富士通 Server
- 障害メディア
- PRIMERGY RX100 S8(HDD2台RAID1)
- OS
- Windows Server 2008
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
アクセスできなくなった
診断結果
1番、2番…不良セクタ
操作ミスによってレイド構成情報を削除した
復旧結果 100 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 1時間
- 復旧時間
- 1日
- 使用機器
- 富士通 Server
- 障害メディア
- PRIMERGY TX140 S2 (HDD3台 RAID5)
- OS
- Linux
- ファイルシステム
- EXT
障害状況
操作ミスによってレイド構成情報を削除した。
診断結果
RAID構成情報損傷、ハードディスク 2,3 番エーラー
エンジニアコメント
2台のHDDに障害が発生していました。サーバー購入時から1度もHDDの交換を行っていなかったようで、経年劣化の可能性が高いです。 RAIDを構成しているHDDは劣化具合が同じになるため障害発生時には複数のHDDが故障していることが多いです。
可能であれば障害が起きる前にHDDの交換を行うことが望ましいでしょう。 今回の復旧では障害が起きた2台のHDDの磁気ヘッドを交換し、RAIDを構成している3台のHDDからクローンを作成。RAIDを再構成しデータを抽出しました。
突然アクセスできなくなった
復旧結果 95 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 4時間
- 復旧時間
- 3日
- 使用機器
- 富士通 Server
- 障害メディア
- TX300
- OS
- Windows Server 2008
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
「ERROR」ランプが点灯している
診断結果
RAID構成情報損傷
エンジニアコメント
RAID崩壊によりOSが起動できない状態でした。障害が発生してすぐ電源を切って持ち込んでいただいたので、RAIDの再構築作業で簡単に復旧ができました。障害発生後、リビルドしないほうが復旧率を高めます。
物理的な問題ではないと分かっても初期化やRAIDの再構成などの作業は実行しないように注意してください。データが破損し復旧を難しくしてしまうおそれがあります。電源を入れたり切ったりする行為も危険です。
エンジニアコメント
1台のディスクに障害が発生した後に処置がなされないまま、2台目のディスクにも障害が発生し機能を停止していた状態。 2台のディスクのクローンからデータを抽出。不良セクタが発生していたため一部のファイルは破損していましたが、お客様に満足いただける復旧結果となりました。
レイドの場合、障害発生後のリビルド失敗が非常に危険です。リビルドは上書き行為ですので、エラーで中断された場合、リビルド途中の不完全なデータと上書きによって破損したデータしか復旧できない結果になります。電源を入れたり消したりすると自動的にリビルドがかかってしまうことがるので、そういった行為はしないようにしましょう。