IBMサーバーデータ復旧サービス
IBMサーバーのメインフレーム市場シェアは大きく、さらにWindowsだけでなく、Linux、IBMiなど、多様な環境で使用できます。System z・Power Systems (System i、System p)・System x・Blade Center・System Storageシリーズなど多岐にわたる信頼性の高い製品が存在しています。
しかし、ハードディスクの劣化や電源・基盤の劣化などが原因でサーバーが故障すると、会社全体の業務がストップしまう程のトラブルに発展する場合もございます。
データ復旧研究センターでは官公庁や教育機関、IT関連企業などのIBMサーバーを復旧させた実績があり、古いIBMサーバーから、最新のIBMサーバーに至るまで様々なモデルに幅広く対応しています。
サーバー復旧専門チームが復旧を担当しておりますので、OSレベルのデータ損傷からRAIDコントローラ損傷はもちろん、ハードディスクの物理障害にも完全自社内対応し、安全かつ迅速な復旧サービスをご提供しております。
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最新モデル含む全モデル対応!
データ復旧研究センターでは、すでに生産終了になった機種から新機種に至るまで様々なモデルのIBMサーバー復旧経験を持っております。お持ちのサーバーがご不明な場合は、対応可能かお答えする事ができますので、まずは当社までお問い合わせください。
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専門のエンジニアがあらゆるRAID構成に対応!
複数台のハードディスクを用いて擬似的に1台のディスクを構成するRAIDのデータ復旧に対応。
RAID0、RAID1、RAID5、RAID6やその組み合わせ(RAID1+0など)を始めとしたあらゆるレベルのRAID復旧に対応しています。
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サーバーデータ復旧率NO.1!
データ復旧研究センターでは卓越した復旧技術と豊富な経験により、業界最高水準のデータ復旧をご提供いたします。数々の企業からご依頼いただき、多様なサーバの復旧作業を無事に完了させた実績がございます。
対応モデル
データ復旧研究センターでは、古いIBMサーバーから、最新のIBMサーバーに至るまで様々なモデルのサーバー復旧経験を持っております。主な対応可能モデルは、以下の表をご参照ください。
- Power Systems
(ミッドレンジ、
旧称System i
およびSystem p) -
IBM Powerサーバー
- IBM Power 710 Express
- IBM Power 720 Express
- IBM Power 730 Express
- IBM Power 740 Express
- IBM Power 750 Express
- IBM Power 755
- IBM Power 770
- IBM Power 780
ブレード・サーバー
- IBM PS700 Express
- IBM PS701 Express
- IBM PS702 Express
- IBM System z
(メインフレーム) -
- IBM zEnterprise System
- IBM System z10 Enterprise Class
- IBM System z10 Business Class
- IBM System x
(x86サーバー) -
ラック型モデル
- IBM System x3250 M3
- IBM System x3550 M3
- IBM System x3620 M3
- IBM System x3630 M3
- IBM System x3650 M3
- IBM System x3755 M3
タワー型モデル
- IBM System x3200 M3
- IBM System x3400 M2
- IBM System x3400 M3
- IBM System x3500 M3
ハイパフォーマンスサーバー
- IBM System x3690 X5
- IBM System x3850 X5
- IBM System x3950 X5
- BladeCenter
(ブレードサーバー/x86
およびPOWER) -
- IBM BladeCenter HS22V
- IBM BladeCenter HS22
- IBM BladeCenter HS12
- IBM BladeCenter HX5
- IBM BladeCenter LS42
- IBM BladeCenter LS22
- IBM BladeCenter PS700
- IBM BladeCenter JS23/JS43
- IBM BladeCenter JS22
- IBM BladeCenter JS12 Express
- IBM BladeCenter QS22
上記以外のモデルにも対応しております。
お手元のメディアが対応しているかご不安な時はお気軽にお問合せください。
IBMサーバー故障時のチェックポイント
- HDDが故障した場合、すぐにHDDを交換するのではなく RAIDコントローラの製品取扱説明書をよく確認してから手順とおり作業を行ってください。
- リビルドは、故障状態を把握した上で、慎重に行ってください。
- Reset、Erase、Reconfigurationなど構成情報の修正は、データ損失の危険性がありますので行わないでください。
- RAIDコントローラをむやみに交換しないでください。コントローラの設定情報を読み込んでからローディングするコントローラが多いので、情報をバックアップしてからリストアしなくてはいけません。
操作ミスによってRAID構成情報を削除した
復旧結果 98 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 5時間
- 復旧時間
- 1日
- 使用機器
- IBM Server
- 障害メディア
- IBM x2300 SAS 73G X 3 Raid5
- OS
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
操作ミスによってRAID構成情報を削除した
診断結果
レイド構成情報破損
RAID構成情報のエラー
復旧結果 100 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 3時間
- 復旧時間
- 5日
- 使用機器
- IBM Server
- 障害メディア
- IBM System x3550 500G X4 Raid5
- OS
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
リビルド途中エラー。
診断結果
RAID構成情報損傷、ハードディスク 2,3 番不良
エンジニアコメント
500G HDD4台で構成されたRAIDシステムです。 2番のディスクの故障で新しいドライブに入れ替えリビルド進行中ダウンしてしまい。 確認してみたところ1・2・3の3台のハードディスクがfailされていました。
物理的に損傷した2番のHDDからイメージを取り、他のハードディスクと論理的に分析・構築させました。リビルド作業が完了されデータは100%完全復旧に成功しました。
サーバーが停止してしまった
復旧結果 95 %
サーバー・RAID
- 初期診断
- 2時間
- 復旧時間
- 3日
- 使用機器
- IBM Server
- 障害メディア
- IBM eServer xSeries 206m
- OS
- Windows 2003 Server
- ファイルシステム
- NTFS
障害状況
操作を誤りレイド構成情報を消去してしまい、サーバーが停止してしまった。
診断結果
レイド構成情報が喪失し、アクセスが出来なくなっていました。
エンジニアコメント
レイド崩壊によりOSが起動できない状態でした。障害が発生してすぐ電源を切って持ち込んでいただいたので、レイドの再構築作業で簡単に復旧ができました。レイドの場合障害の後、電源を入れたり消したりする行為はしないほうが復旧率を高めます。
物理的な問題ではないと分かっても初期化やリビルドなどの作業は決して実行しないように注意してください。データが破損し復旧を難しくしてしまうおそれがあります。電源を入れたり消したりする行為も危険です。
エンジニアコメント
システムでRAID構造を削除し、RAIDの再構成を行うと、データが失われます。 今回はRAIDを再構成していたので、以前のパーティションとデータが消えている状態でした。
しかし、幸いにも、データが完全に削除された状態ではなかったので、仮想的にハードディスクのRAID構成を行い、以前の設定にアクセスし、すべてのデータを復元することができました。